2026-08

相場解説

日経平均の上昇は、ほとんど「夜のあいだ」に起きていた — 20年分を分解する

日経平均の1日を「前日終値→当日始値(夜のあいだ)」と「始値→終値(取引時間中)」に割って20年分を積み上げると、夜のあいだだけで+670%、取引時間中だけなら−59%でした。日本株を持つことが実際には何を引き受けているのかを、実測で確かめます。
株を学ぶ

配当の権利落ちで株価が下がるのは「損」なのか — 120回の権利落ちを実測した

配当の権利を取った翌日、株価は下がります。これを「損した」と感じる人は少なくありません。大型株8銘柄・120回の権利落ちを実測すると、下落幅の平均は−1.97%、同じ日の配当利回りは1.80%でした。差はわずか0.17ポイント。何が起きているのかを、仕組みと数字の両方から整理します。
相場解説

値上げの発表で株価が動くとき — オリエンタルランドの2026年夏を分解する

東京ディズニーリゾートのチケット値上げ発表と四半期最高益で、オリエンタルランドの株価は5月安値から2か月で+49%動きました。ただし上昇の45%はたった3営業日に集中し、最高益の発表後は3日で−9.7%。「値上げ=株高」と単純化できない理由を、実際の値動きと決算数値で分解します。
相場解説

お盆相場は本当に閑散なのか — 日経平均20年分で「夏枯れ」を確かめる

「お盆は夏枯れで市場が動かない」とよく言われます。日経平均の過去20年(2006〜2025)を実際に集計すると、出来高は確かに減るものの1割程度で、値動きの大きさはまったく縮んでいませんでした。通説をデータで検証し、薄商いの相場で何に気をつけるかを整理します。
銘柄カルテ

NTT株はなぜ動かない? 新NISA人気No.1銘柄、3年半「行って来い」の中身を解剖

NTTの株価は3年半で150円→151円。でも中身は「実体+24% vs 倍率−24%」の相殺でした。新NISA人気No.1銘柄の、±3%動いた日が年1回しかない静かな値動きと、動いた日の主役(決算と資本政策)を統計で解剖します。