銘柄カルテ

銘柄カルテ

ディフェンシブ21社を同じ物差しで測ったら — 「守りの業種」の中身は全部違った

食品6社・小売6社・医薬品6社・通信3社の合計21社を、まったく同じ手法(市場・為替・業種・純固有への分解)で測りました。通信の市場βは0.2、食品は0.09〜0.66と、確かに相場の波に乗っていません。しかし「守り」の中身は業種ごとに別物で、医薬品には純固有−100%が2社、小売には為替βの符号が正反対の2社が同居していました。ディフェンシブという一語がどれだけ雑な括りかを、数字で確かめた記録です。
銘柄カルテ

金利と資源で動く18社を同じ物差しで測ったら — 「全員が勝った」4業種と、崩れた教科書

銀行3行・不動産5社・エネルギー5社・商社5社の合計18社を、まったく同じ手法(市場・為替・業種・純固有への分解)で測りました。驚いたことに18社すべてが因子の想定を上回っており、しかも「金利が上がると不動産株は下がる」という教科書命題は成立していません。金利を4つ目の因子として足しても銀行の説明力が上がらなかった理由も含め、実測の記録です。
銘柄カルテ

トヨタとホンダの株価はなぜ動くのか — 値動きを「市場・為替・業種・固有」の4つに分解する

「今日トヨタが上がったのはなぜ?」に統計で答えるための記事です。トヨタとホンダの日次リターンを市場(日経平均)・為替(ドル円)・業種(自動車)・純固有の4つに分解し、約3.3年・750営業日を実測しました。市場と為替だけでは4割しか説明できないこと、業種因子を足すと説明力が65%へ跳ね上がること、そして「累積の出遅れ」は個社の問題ではなく業種の宿命だったことが分かります。
銘柄カルテ

景気敏感セクター21社を同じ物差しで測ったら — 自動車・半導体・電機・機械の宿命はどう違うか

自動車6社・半導体4社・電機5社・機械6社の合計21社を、まったく同じ手法(市場・為替・業種・純固有への分解)で測りました。自動車は全社が因子想定に出遅れて純資産割れ、半導体は逆に全社が上振れてPBR15〜45倍。電機は互いに連動すらしておらず、機械は一つの括りに防衛・半導体・空調という別の生態系が同居していました。業種という言葉が何を意味しているのかを、数字で確かめた記録です。
銘柄カルテ

NTT株はなぜ動かない? 新NISA人気No.1銘柄、3年半「行って来い」の中身を解剖

NTTの株価は3年半で150円→151円。でも中身は「実体+24% vs 倍率−24%」の相殺でした。新NISA人気No.1銘柄の、±3%動いた日が年1回しかない静かな値動きと、動いた日の主役(決算と資本政策)を統計で解剖します。
銘柄カルテ

任天堂株はなぜ動く? 日経と”ほぼ無関係”に±10%跳ねる、純固有86%の銘柄を解剖

任天堂の値動きの86%は市場でも為替でもなく「任天堂だけの事情」。Switch 2期待で株価2.7倍→半値の往復、PBRも2.9→6.3→2.9倍と行って来い。大変動日の93%に名前がつく固有の物語を統計で解剖します。
銘柄カルテ

アドバンテスト株はなぜ動く? 3年半で13倍、26銘柄で最強の「AI勝者」を解剖

3年半で株価13倍のアドバンテスト。市場β1.93は全銘柄最大、純固有+100%はAI勝者ゆえ、PBRは45倍まで拡大。日産(唯一の敗者)の対極を統計で解剖します。
銘柄カルテ

日産株はなぜ動く? 26銘柄で唯一「下がった」銘柄の解剖

26銘柄で唯一下がった日産。因子どおりなら¥943のはずが実際は¥313。資本政策サーガの急騰も飲み込んだ「−134%の信認低下」を解剖します。
銘柄カルテ

日本株26銘柄の「宿命マップ」— 6業種を同じ物差しで測って分かったこと【総まとめ】

6業種26銘柄を同じ物差しで測った総まとめ。業種の宿命は5つの型に分かれ、「水準は業種が決め、振れは個社が決める」が最終結論です。
銘柄カルテ

「AI相場」は日本株のどこに効いているのか — 前夜の米SOX指数で26銘柄を測る

AI相場は日本株のどこに効くのか。26銘柄を測ると、半導体に正・通信に逆という「市場内のシーソー」が見えました。テーマの効き方は測れます。